※以下、動物パフォーマンスの内容を含め、2015/6/28・29両日の取材から再構成してお伝えします。なお、アトラクション等には入園料と別途に有料のものもあります。園内や公式サイトで御確認ください。

また、イベントのタイム・スケジュールは、こちらを御覧ください。

 

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神戸どうぶつ王国のテーマは「花と動物と人とのふれあい共生」。イヌやネコとふれあえる「ワンタッチ・ニャンタッチ」や、ウサギ・モルモットなどの「ピョンタッチ広場」も人気エリアです。これらの動物たちは、人が永い歴史の中で自分たちの暮らしに取り込んできた存在です(広い意味での「家畜=domestic animals」)。そこには野生動物とはまたちがった関係性があります。しかし、かれらもわたしたちとは独立の「いのち」。コミュニケーションのための「やくそく」を守ることが大切です。

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今年(2015/4/25)オープンした、約1万平方メートルの屋外エリア「アウトサイドパーク」。こちらもでイヌやヒツジと人の関わりを目の当たりにすることが出来ます。本場ニュージーランド出身のトレーナーによるシープドッグ・ショー。ニュージーランド・ハンタウェイと呼ばれる犬種のジミーは1歳半。勢いよく吠えながらヒツジたちを動かします。

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一方で、まったく声を出さずに適正な距離からの圧力でヒツジの群れをコントロールするのはボーダーコリーのダイチ。

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こうやってトンネル状の箱を潜らせたりすることも出来ます。

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人が直接、ヒツジを扱う技術も。プレッシャー・ポイントと呼ばれる場所に圧力を加えることでヒツジたちの脚を伸ばし、むらなく毛刈りをしたりすることが出来ます。

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ダイチに負けじと(?)、柵への追い込みと乗駕をしてみせるジミー。

まるでちがった流儀を披露する2種の牧羊犬たちに、牧畜の歴史の厚みも感じられます。

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引き続き、息の合ったフリスビー・ショーは豪快にして爽快。この日の出演はボーダーコリーのスバルです。

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「出番」以外の時間、ヒツジたちはヤギとともに「羊ヶ丘」でのんびりと過ごしています(決められたスポットから餌やりが出来ます)。

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2頭の仔ヤギは生後3ヶ月と4ヶ月。顎髭の有無で見分けることができました(2015/6/29撮影)。

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こちらもまだまだ「赤ちゃん」。アカカンガルーの「幸豆(こまめ)」です(生後7ヶ月・メス)。母親が出産後に亡くなったため、生後3ヶ月頃から人工哺育となっていますが、そろそろ本来なら母親の袋(育児嚢)から出入りしはじめる時期。少しずつ体をつくりながら、いずれは一人前のカンガルーとして群れに戻ることを目指しています。

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こちらがアカカンガルーたちの「カンガルーファーム」。こんな寛ぎに幸豆が加わる日が楽しみです。

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アウトサイドパークの、もうひとつの野生動物。ケープペンギンの「おやつタイム」は、順番待ちや満員御礼も出る人気イベントです。

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文字通り華やかなお花畑。取り巻きを引き連れて(?)散歩するのはアルパカのリク(オス)です。

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同じくメスの神那(かんな)。もこもこの姿は思わず手を伸ばしたくなるものでしたが……

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一夜明けた(6/28~29)、神那とリク。すっきり爽やか、頭だけまだもこもこ。アルパカは南アメリカ大陸原産のラクダ科の家畜ですが、もっぱら冷涼な高地で飼育されています。日本の夏には思いきったクールビズが必要です(※)。

 

※元々、毛を利用するために品種改良されているのでヒツジと同様、体毛が伸び続けます。人の手で毛刈りしてやる必要があるのです。

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こちらはもこもこを保っている、ましろ・ゆきみの母娘(6/29現在)。ゆきみの目に神那はどう映っているのでしょうね。

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こちらはアジア系、フタコブラクダのジェシーです。ちょっと腰の引けている餌やり体験。

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時間制でホースライドも体験できます。

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再び、屋内へ。「アクアバレー」の主役とも言うべきカピバラですが、餌の販売スタンド前で飄々と待機中です。

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元より、ふれあい体験もできます(※)。

 

※一緒にいるのは、カピバラ同様、齧歯類のマーラ。アルゼンチン固有種で、その容姿や習性は草原への適応の賜物です。

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半水生の面目躍如(2014/8/18撮影)。水面に映る「逆さカピバラ」とのツーショットなど、いかがですか?(2015/1/3撮影)

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夜行性で、もっぱらしどけない寝姿のビーバーも食事となれば、この通り。

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フタユビナマケモノでさえも。見守る飼育員も、思わず笑顔。

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次は、このエリア。「ゾウガメ広場」です。大型種のアルダブラゾウガメなどが目を惹きますが、最大体長50cm程度の種・アカアシガメの「はちべえ」も、その活発さで訪れる人の人気を集めています。停めてあるベビーカーの下などが、お好みの場所だとか。かれは唯一のオスで、他に3頭のメスのアカアシガメがいます。

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さて、同じエリアで、こちらはオウギバトの親子。今年2月に孵化したヒナもすっかり大きくなりました。

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各個体の見分けポイントは足環。幼鳥は足環なしですが、父親個体は右足に黄色、母親個体は左足に白の環を着けています。

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「もっともっと鳥とふれあいたい」。そう望まれる方は「コンタクトパロッツ」にどうぞ。小型のインコやオウムが放し飼いになっていて、餌を与えることも出来ます。このエリアへのゲートには、鳥たちの「腹具合(給餌量)」などを基に飼育員が判断する「いまの鳥達の気持ち」が掲示されています。

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足を踏み入れれば、こんなひととき。折角ですから、かれらのくちばしの使い方などもじっくりと観察させてもらいましょう。

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楽しい一日もいつしか夕刻。本日は、お見送りも鳥で。ルリコンゴウインコのラズちゃんです。「バンザイ」を披露。

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そして、バイバイ、またね。

きっと誰もが再び訪れたくなる神戸どうぶつ王国。夏に向けての施設やイベントの新展開も楽しみに、ひとまずは家路を辿りましょう。

神戸どうぶつ王国は2015/7/19、一周年を迎えました。

 

神戸どうぶつ王国

「花と動物と人とのふれあい共生」をテーマとした全天候対応の動物園。

公式サイト

〒650-0047 神戸市中央区港島南町7-1-9

電話 078-302-8899

飼育動物 90種600頭羽

開園時間(入園は閉園の30分前まで)

平 日    10:00〜17:00

土日祝    10:00〜17:30

※GW等については当園サイトを御覧ください。

休園日

毎週木曜日

アクセス

三宮駅よりポートライナー空港方面に乗車し、14分、「京コンピュータ前(神戸どうぶつ王国)」駅下車すぐ。

その他、こちらを御覧ください。

 

 

 

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