※園内で行なわれている、お食事ガイドやふれあいタイムのスケジュールについては、こちらを御覧ください。

 

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いささか唐突ながら夕刻の、いしかわ動物園。本来の閉園時間(4~10月)は17時ですが、今日は屋台まで出てきました。

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毎年恒例のナイトズーです。カンガルーにも夜の顔。

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ネコ科猛獣たちの複合展示施設「ネコたちの谷」の一角、飼育担当者が実物を掲げてライオンの餌について解説中。夏休み最後の週末(2015/8/29)ということで、なかなかの賑わいでした(※)。ウィンドウ越しにもメスライオンのアンニンの目が光ります。

 

※いしかわ動物園の「ナイトズー2015」は、下記のようにまだまだ続きます。

「ナイトズー開催日」

9/12(土)13(日)、20(日)21(月祝)22(火祝) 、10/10(土)11(日)

ナイトズー開催日は、閉園時刻を21:00まで延長します(最終入園は20:00)。

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今回は、もっぱら夜昼の対照を御紹介していきましょう。日中は寛ぎきった姿を見せていることも多いアンニンですが……

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仰ぎ見て、何かを期する様子。

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解説を終えて運動場の上に移動した飼育員から、見事にスペアリブをゲット。

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野生の狩りの表情も斯くや?

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「ネコたちの谷」は裏側に回ることも出来ます。オスライオンのクリスも本領発揮と思いきや……

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今夜はあまり乗り気ではないようです。

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眼光鋭いヒョウのハッピー(メス)。今年で20歳とヒョウとしてはそれなりの年齢になりましたが、くっきりとした存在感です。

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いしかわ動物園では2頭のヒョウと1頭のユキヒョウを飼育しています。かれらは樹上や急峻な岩山などでも自在に活動出来ます。そんなかれらのための展示施設がこちら(「ネコたちの谷」の一部です)。

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今日の登板はアムールヒョウのコロン。昨年生まれ(2014/3/11)のメスです。ナイトズーのライトアップが別世界感覚を増し、野生を幻視させてくれます。

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ヒョウたちは頭上にいるとばかりは限りません。

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ユキヒョウのオス・スカイ(2012/5/25生まれ)。通路の下から、わたしたちの気配を窺っていたのでしょうか(2014/7/12撮影)。

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次は、こちらに寄ってみましょう。通り抜け型の施設「郷土の水辺・南米の森」。

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自然光を取り込むトップライトが十分な明るさを保ち続けている「郷土の水辺」エリアも、夜にはひと味違います。

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ここでも飼育員による給餌ガイドが行なわれます。スッポンはアジの切り身を御賞味。

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石川県の池・沼を模した展示で奥の方へと餌を投げてやれば、ニホンイシガメも這い上がって採食行動を披露します。

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壁にいるのはニホンヤモリ。スイッチ式の照明がついていてケースの中は昼間も暗いのですが、ナイトズーではあちこちの隙間や闇に潜むかれらの暮らしが、さらに実感出来ます。

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こちらは「南米の森」。オニオオハシのペアのトコトン(オス)とマリリン(メス)、計3頭いるアカハナグマ(写真はオスのタンビ)。

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16歳のパカゴン(オス)と18歳のパカチン(メス)は長年のペアです(※)。

 

※パカはメキシコ南部から南アメリカ東部に分布する、比較的大型の齧歯類です。

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コビトカイマンのゴメス(オス)は昨年仲間入りしました(2014年来園)。待ち伏せ型のハンターであるかれも、夜には目が冴えるようです。

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ほとんどの霊長類は昼行性。それかあらぬか、ワタボウシタマリンの大あくびです。

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人工スコールのスイッチが入れられた樹上にも何やら動物が……

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フタユビナマケモノです。神戸どうぶつ王国から来たばかりの2歳のオスです(2015/8/13公開)。9/12に愛称募集の投票結果による命名式が行なわれます。

「スコールくらいでは動きませんね」

飼育員も苦笑い。

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代わりにパカのお食事です。

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しかし、ナマケモノとて動く時は動き、食べる時は食べます。一番の好物はキュウリ。幸運にして現場に立ち会えれば、意外と鋭い歯までゆっくりと観察することが出来るでしょう。

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さらに夜の園内を進めば「ふれあいひろば」。一番賑やかな一帯と言えるでしょう。

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昼間も、長蛇の列のウサギとのふれあいタイムや……

 

 

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こちらはカピバラたちの個体識別用に入れられているマイクロチップのチェックです。カピバラは1組のペアから二年続いての繁殖(2014/11=4頭・2015/6/13=3頭)が行なわれ、大中小とバラエティ豊かな家族構成になっています。

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そんな広場、夜のプールを泳ぐマゼランペンギンたち。

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巣穴で暮らすプレーリードッグたちも、送風機付きのトンネル展示で寝姿を公開しています。この仕掛けのほとんどは園のスタッフの手づくりとのことです。

 

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夜間照明の中でも威容を誇るアルダブラゾウガメ。

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ケヅメリクガメも負けじと(?)アクティヴです。

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ケヅメリクガメは昨年11月に孵化した子ガメも展示されています。活発に歩き回る姿は、今後の成長を期待させます。

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リクガメたちには、新たな飼育展示施設が建設中です。東屋を改造した動物舎の両側にたっぷりと屋外の運動場もつくられます。早ければシルバーウィーク頃からの公開もあるかもしれないとのこと。いましばらく楽しみに待つことにいたしましょう。

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新リクガメ舎の向かいにあるのは、ウォークイン形式の「水鳥たちの池」。夜に鳥なんて、ただ眠っているだけなんじゃないか。そんな先入観がありますが、垣間見れば、きりっと立つゴイサギ、そしてアオサギ。ハンターとしての待ち伏せの構えでしょうか。

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実際に狩りを髣髴とさせる採食を目撃出来たりするのもウォークインフライングケージならではの経験です。

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こちらは「バードストリート」のフクロウ。やはり夜の主役の風格です。

 

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動物展示のみならず、プロジェクション・マッピングなども楽しめます。

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広々とした眺望の「アフリカの草原」にも夜昼二つの顔があります。昼のかれらを思い起こしながら、夜のサバンナを観賞しましょう。

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共にアメリカ生まれで、たくさんの子どもたちを全国の園館に送り出しているアミメキリンのペア、ジェブ(オス)とイザベル(メス)。こんな姿にもふたりの仲のよさが窺えます。

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グレビーシマウマのランディア(メス)は右耳の切れ込みが特徴です。

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ホオジロカンムリヅルの群れ(オス2・メス1)。その手前の草陰には……隠れキャラ(?)のケヅメリクガメです。これはさすがにナイトズーでは見つけられないかもしれませんね。

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混合展示の「アフリカの草原」の隣では、アジアゾウのサニー(メス・1979年生まれ)が暮らしています。

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放水に反応して水を呑むこともあります。

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こちらは屋内展示。ゾウを象ったプレートも洒落ていますが……

 

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実は裏側は、隣接する寝室のキリン・ペアに相応しい「表札」となっています。

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勿論、サニーもナイトズー。

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夜を湛えたプールで、思いがけないほどの軽快な泳ぎを見せるのはコビトカバ。

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カバとの共通祖先の特徴をよく遺しているとされるコビトカバですが(※)、カバ同様に夜行性で夜になると活動的になって木の葉などを採食します。ナイトズーでもそんな習性が垣間見えているのだと言えるでしょう。

 

※カバが開けた土地で暮らし、より半水生に適応して目・鼻・耳が一直線に並ぶのに対して、コビトカバは森で暮らし鼻・目・耳と位置が上がっていく、など。

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いしかわ動物園ではコビトカバをペアで飼育しています(メスのノゾミとオスのヒカル)。単独性が強いかれらですが、現在屋外では行き来を自由にして様子を見ています。

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屋内も互いの存在を意識できる隣接した展示となっていますが、行き来はさせていません。ヒカルは下あごから喉にかけてがピンク色なのが見分けポイントのひとつです。

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最後に、これまた期間限定の特別展を御紹介します。夏の特別展「カエルのひみつ」です(9/14・月まで)。担当者が得意げに横たわっているのは、その名も「ゴロンとカエル」。休憩しながら数種類のカエルを観察できるという仕掛けです。

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親子で夢中。よくよく観察しないと見つけられない、とても小柄な個体もいます。カエルの住む水辺や落ち葉溜まりを再現しているのですが、一番苦心したのは湿気で中から曇りが生じないようにすることでした。ボックスの中はファンで通気が確保されているとのことです。

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他にもアルビノのツチガエルといった貴重な展示が設けられています。

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このなかみは……実際に訪れてのお楽しみということで。

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いしかわ動物園では、既に御紹介した「郷土の水辺」でも在来の両生類を展示しています。写真はニホンアカガエルとアカテガニです。次回は、これら常設の両生類の展示も含めて、いしかわ動物園の土地に根差したありように注目してみたいと思います。

 

 

いしかわ動物園

人と動物と環境にやさしい、楽しく遊べ学べる動物園。

公式サイト

〒923-1222 石川県能美市徳山町600番地

電話 0761-51-8500

飼育動物 184種3831点(2014/1現在)

開園時間(閉園の30分前までに御入園ください)

4月~10月:9:00~17:00

11月~3月:9:00~16:30

休園日

火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日が休園日となります)

年末年始 12/29~1/1

※春休み期間の火曜日は開園します。夏休み期間は休園日はありません。

アクセス

お車で北陸自動車道利用、またはJR金沢駅・小松駅等からバス利用など。

その他、駐車場情報等を含め、こちらを御覧ください。

 

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